一般の方へ
消防法及び市町村条例により、全ての住宅に火災報知器等の設置が義務付けられています。
全ての住宅に設置が義務付けされています。
- 新築住宅…平成18年6月1日から日から設置が義務化されました。
- 既存住宅…茨城県では既に設置が義務化されています。
なぜ設置するの?
住宅火災による死者数は急増しています。特に死者の半数以上は高齢者となっています。また死に至った原因は、逃げ遅れとなっています。アメリカでは住宅用火災警報機等の設置が義務化され、21年間で火災による死者数は約半分にまで減っています。
「住宅火災による死者数」は、建物火災による死者数の約9割に及びます。
「住宅火災による死者」の約7割が逃げ遅れによるものです。」
設置場所をチェック!
- 寝室
就寝に使用する部屋の天井又は壁面に設置します。 - 階段
就寝に使用する部屋がある階の階段の踊り場の天井又は壁面に設置します。
ただし、避難階(1階など容易に避難できる階)の階段は除く。 - 台所
市町村の火災予防条例によっては台所に設置を義務づけている場合があります。
お住まいの市町村の条例に従って設置して下さい。
どんな方式があるの?
天井取り付け式
壁取り付け式
- 「電池を使うタイプ」と「家庭用電源(AC100V)を使うタイプ」があります。
- 「単独型」と「連動型」があります。
設置上の注意点(天井・壁面の取付位置)
天井の場合
- 壁面からの取付け位置
- 火災警報器の中心を壁から60cm以上離します。
- 壁面からの取付け位置
- 火災警報器の中心を壁から60cm以上離します。
- エアコンなどの吹き出し口付近の取付位置
- 換気扇やエアコンの吹き出し口から1.5m以上、離します。
壁面の場合
- 壁面からの取付け位置
- 天井から15~50cm以内に火災警報器の中心がくるように取り付けます。
火災から大切な生命を守るために、住宅用火災警報器等を設置しましょう。
悪質な訪問販売(不適切な価格・無理強い販売)
住宅用火災警報装置の設置義務化を契機として不適正な価格(市場価格を超える高額な価格)による販売を行う業者にご注意ください。 ◎火災警報器は、クーリングオフの対象です。
国の技術基準に適合じない住宅用火災警報器等は購入しないようにしましょう。
(日本消防検定協会の鑑定品には「鑑定マーク」がついています。製品を購入される際の目安としてください。)
住宅用火災警報器に関するご相談は…
- 住宅用火災警報器相談室へ
- フリーダイヤル:0120-565-911
(月曜日から金曜日の9:00~12:00及び13:00~17:00/祝祭日を除く。) - 一般社団法人 茨城県消防設備協会
- TEL:029-226-9611
E-mail:i-ssk@i-ssk.or.jp